らぶ・みー 
息も絶え絶えになりながら、何とか声に出すと、ゆっくりと彼が入ってきた。



「はっ...あっ...んっ...。」



薄暗い部屋の中で、月明かりと夜景の明るさだけに照らされた彼は最高に艶っぽかった。

ほどよく筋肉がついて締まったカラダも。

浅黒い肌も、広い背中も。

息を荒げ、目を細めたり、閉じたりしながら私を見つめる表情も。



もっともっと見ていたいのに.....もっともっと彼を感じていたいのに.....

あまりの気持ちよさに意識がだんだん遠のいていく.......



彼に身を任せ、されるがまま、求められるがまま、無我夢中で抱き合った。

カラダが溶けていくような感覚が、夢なのか、現実なのか、わからないくらい.......
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