らぶ・みー 
軽く唇にチュッとして、微笑み合う。



「おはよう。」

「おはよう。....あぁ、幸せ。目が覚めても雪乃がいる。」

「うん。.....幸せ。」



一重っぽくなっちゃってる目、寝癖でボサボサの髪、うっすら伸びてるヒゲ......

初めて見る無防備な「素」の姿に、ドキドキする。



昨日、この人にこのベッドで抱かれたんだ......

生々しい記憶が蘇り、顔が赤らんでくる。



「雪乃はさ、すっぴんの方がカワイイね。」

「え?やだ。シミとかシワとかあるもん。あんまり見ないで。」

「そんなに無いじゃん。この方が幼くてカワイイ。」

「.....そう?」

「カラダも真っ白でキレイだし、もっと自信持ちなよ。」
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