らぶ・みー
「少し小降りになってきたし、そろそろ帰らなくちゃ。良かったら、駅まで一緒に傘に入って行く?」
「いいの?ラッキー。じゃ、俺が傘持つよ。」
彼は右手に傘を持つと、何の迷いもなく左手を私の肩に回した。
驚いている私に、また子供みたいな笑顔を見せる。
「さ、行こう。こうしないと、濡れちゃうでしょ?」
「.....うん。」
いつの間にか、すっかり彼のペースに乗せられていた。
考えたら初対面なのに、お互い敬語も使わずに話している。
周りの人には、私たちはどんな関係に見えるのだろう?
だいたい、これって現実なのかな.......?