らぶ・みー 
彼が選んだのは、白を基調としたモノトーンの落ち着いた部屋だった。

「いかにも」じゃない感じで、くつろげそうだ。



コートを脱ぐと、彼は私の手を引いてベットに座らせ、すぐ隣に座って抱えこむようにしっかりと抱きしめた。

抑え切れない思いで涙が出そうになり、彼の腰に腕を回し、肩におでこを乗せて顔を隠す。



「会いたかった。ずっとこうしたかった。」

「私も。」

「辛い思いさせてゴメン。」

「ううん。泰樹にいつも辛い思いさせてるのは私の方だから。私が結婚してなかったら、こんな思いしないで済むのに.....。」



一瞬、私を抱きしめる腕にギュっと力が入った。

そして、少しの沈黙の後、彼は優しい声で、こう言ってくれた。
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