らぶ・みー 

「おはようございま~す。」

「いってきま~す。」

「いってらっしゃい。気をつけてね。」



平静を装って旗振りをしている間も、気が気でない。

作り笑顔でほんの数分間の任務を終え、奥の横断歩道を目をやると、益田さんと目が合った。

小さく手を振ると、益田さんは笑顔でこっちへ小走りしてきた。



「おはよう。篠井さん。」

「おはよう。」

「当番、同じ日で良かった。篠井さんと話したかったんだ。」



やっぱり、この前のことなのかな?

緊張は既にマックス状態で、心拍数が急上昇していくのがわかる。



「この前、意外な所で会ったよね?」

「え?あっ.....えっと.....。」
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