らぶ・みー 
六月の終わりに彼とサヨナラしてから一ヶ月弱、ちょうど一学期が終わる頃に離婚が成立して引越し、子供たちは二学期から新しい学校に通い始めた。

これは賭けでもあった。

引っ越すのがこれ以上遅くなったら、何らかの方法で、彼が私を探し当ててしまうかもしれない。

タイムリミット、ギリギリだったと思う。



うちの両親が大好きな子供たちは、思った以上に早く、今の生活に慣れてくれた。

近所には親戚もたくさんいるし、同級生や商店街のおじさん、おばさんをはじめ、周囲の人たちも、私を助けてくれる。

こうなったのは私のわがままだし、子供たちには辛い思いをさせたくない。

今はとにかく生活を安定させたくて、毎日、必死に働いている。
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