らぶ・みー 
近くのコーヒーショップに入って、相馬さんと向き合った。

ちょっと前までライバルだった人と、笑顔でこうしているなんて嘘みたいだ。



「雪乃さん、今、どうしてるの?」

「離婚して、子供と暮らしてる。」

「やっぱりね。そうだと思った。」

「.......泰樹は元気にしてる?」

「今は、少し落ち着いてきたけど、最初は見てられなかった。」

「........。」

「随分、無茶したのね。驚いた。」

「うん.....ひどい事したと思ってる。」



未だに彼のことを考えない日はない。

私がした事がどれだけ彼を苦しめたか、相馬さんの口から聞いて改めて実感し、切ない思いで胸がいっぱいになる。
< 303 / 325 >

この作品をシェア

pagetop