らぶ・みー
「俺、小さい頃、神奈川に住んでたから、デートもつい海の方行っちゃうけど、下町とかも興味あるな。今度行こうよ。」
「いいよ。案内してあげる。」
「雪乃さんといろんな所行きたいな。」
「そうだね。」
「一緒に同じもの見て、同じ時間を過ごしたい。」
「うん。いっぱい一緒にいたい。」
「いっぱい一緒にいたら、もっと俺のこと好きになってくれる?」
そう言ったと同時に、信号が赤になった。
私に言わせたい言葉があるのか、彼は私の顔を見てニヤニヤしている。
そうやって意地悪したり、甘えたりするところも、私にとってはたまらなく愛しい。