君と本気のラブゲーム


「ねぇ、ていうかさ、どこか座るとこないの?それか、せめてもうちょっと人がいないとこないの?いい加減この人混み、うんざりなんだけど」


切り替え、早っ!


先程の会話なんて嘘のように、本気でうんざりしたような声で、京佑くんはそう言った。


「えー?地べただったらいくらでもあるけど…」


学校の中は手入れの行き届いた公園のようになっていて、芝生の上とかだったらいくらでも場所はある。


「もうどこでもいいよ。……俺たち、なんでこんなに見られてるの?街歩いてたってこんなあからさまな視線こないって。いっそさっきの子たちみたいに直接話しかけてくれた方が断れるし、楽。…あ、もしかして、俺みたいなイケメンが珍しすぎるとか?」


「黙れこのナルが」


「…だからさぁ。俺清楚系好きっていう情報なんでしょ?その口の悪さどうにかなんないわけ?」


私だっていつもはこんなに汚い言葉使わないよ!

あんたがあまりにナルだからだよ!!


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