君と本気のラブゲーム


いつの間にか、私の腰に京佑くんの手が回っている。


え!?と顔を上げると、すぐ近くに京佑くんの整った顔。



「っ!!」



私は、思わず目を見開いていた。



「い、嫌!!!」


「何を今更」


「近い!!」


「当たり前でしょ?」



ぬー…!!



なんてこった!!


逃げようにも、腰をかっちりホールドされていて離れられない。


両手で京佑くんを押し返そうとしても、びくともしなかった。



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