君と本気のラブゲーム
「えっと…。最後は、ツーショット…。恋人なら、…え!?」
和風美人さんは、指示を見ると、驚いたようにかたまってしまった。
ですよね。
そうなりますよね!
「どうした?」
メガネイケメンさんが、不思議そうに訊く。
そして、指示の書いてある紙を読んだ。
「ふーん。さすが、カップル向けのゲームってわけか。……あ、じゃあ撮ってもらってもいいっすか?」
にこ、と笑って、イケメンさんはケータイを差し出してきた。
うわ、笑うと更にカッコいい!!