君と本気のラブゲーム
「いや、何で」
「だって何も言わないから」
パーカーに伸ばした手も掴まれて、一体どうすればいいのかわからない。
「ごめん、……似合ってるから」
「え?」
「だから、似合ってるから自信もって」
「ま、またまたご冗談を」
じゃあさっきの沈黙は何だったの?
意味がわからない、と眉をひそめた私に、京佑くんは苦笑をもらした。
「ちょっとはさ、推し量ってよ」
「おしはかる……」
京佑くんが一体何をおっしゃっているのか全くわからないんですが。
何をどう推し量れと?
『沈黙=思った以上の幼児体型に絶句』
と私なりに推し量ったつもりですが?
眉をひそめたままの私に京佑くんはひとつため息をつくと、
「もういいから、行こう」
と掴んだ手をそのまま引っ張って歩き出した。