君と本気のラブゲーム
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「楽しかったー!!」
あれから夕方まで、京佑くんとウォータースライダーで滑ったり、嘉乃と諒兄のところに行って4人で流れるプールや波の出るプールで流されたりと、思う存分楽しんだ。
はじめは恥ずかしかった水着だけど、何時間もその姿でいれば人間慣れるもんだ!!
そろそろ引き上げようか、という話になったときには、恥ずかしがっていた自分が遠い過去のことのように思えた。
着替えてから荷物をもって女子更衣室を出ると、すでに京佑くんと諒兄は着替えを終えて待っていてくれた。
「ホテルってこの近くだっけ?」
歩きながら訊くと、ひょこっ、と嘉乃が隣に並んできて、にっこり笑って頷いた。
「近くっていうか、繋がってるよー」
「そうなの?」
「このプールとの提携ホテルだからな」
今回の旅行は嘉乃発案で、予約やら何やらは諒兄がやってくれた。
本当に、嘉乃と付き合うようになってからいろいろ変わったんだよね、諒兄。