君と本気のラブゲーム


……特に、上目づかい。


綺深はあんまり背が高い方じゃないから、俺と目線を合わせようとすると必然的に見上げる格好になるんだけど。


他の女にやられても何とも思わなかったそれだけの行為が、直接心臓に響くとはまさか思ってもみなかった。




……ということで。



それくらいで自分の理性ヤバいと思っている俺が、はたして一晩無事に過ごせるのか、内心不安で仕方ない。







「お、美味しい!!!」



ホテル内のレストランで、その言葉通り美味しそうな表情で夕食を頬張る綺深に、先程までの動揺はまるで見えない。


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