君と本気のラブゲーム

まだ付き合いだして1か月も経っていない。


キスは付き合う前にしてしまったけど、こういうのはゆっくり進んでいくべきだとわかっている。



……頭では。



だから、今日の旅行だって、本当に綺深と先に進むつもりなんかなくて。


……ていうか、俺だって諒太郎さんと同じ部屋だと思ってたっつーの…。




この状況、完全に予想外なんだって……。





自分から襲うつもりはない。


だからきっと、生殺し状態で一晩過ごすことになる。



「……今夜眠れるかな、俺……」



ベッドの端と端とかに居れば大丈夫か?



……なんて考えている自分にふと笑ってしまった。



こんなこと考えたことなかったな。



まさか、お預けくらう立場になるなんて。


そういうのを我慢しても一緒にいたいと思える子に出会えるなんて。


……こんなに恋の深みにはまるなんて、思っていなかった。


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