君と本気のラブゲーム


「……分かってるよ」


「え?」


「いいよ、ゆっくりで。綺深の嫌がることはしない」


「本当?」



再び視線を戻して、ぱっと顔を明るくする綺深。



「でも、触るくらいはいいでしょ?」


「え」


驚いたように目を見開いた綺深の手首を掴んで、そのまま、押し倒した。


ベッドの上に、綺深の綺麗な髪が広がった。



「ちょ、待…っ」



綺深の声は、唇で塞いだ。


風呂上がりだからか、いつもよりなんだか綺深の身体が熱い。



「ちょっとくらいいちゃいちゃさせてよ」


「……ばか!!」



俺の下で怒ったように綺深は叫ぶけど、本気で嫌がってるわけじゃないのは分かったから、そのまま唇を首筋に落とした。



< 536 / 542 >

この作品をシェア

pagetop