意地悪なご主人様【おまけ完】
「ただいま」

ご機嫌な顔で言う私。

「女のくせに、

どれだけ酒飲んだんだ?」

・・・

「パパ、私はもう二十歳よ?

パパの指図は受けない」

・・・

この言葉がいけなかったらしい。

パパの

堪忍袋の緒が切れた。

・・・

「そんな事を言うなら、

このうちから出ていけ!!

大人になったと言うなら、

実家に住む必要もないだろう!」

・・・

その言葉に、

もちろん私もキレた。

「わかったわよ!

出ていくわよ!」

・・・

私はダッシュで自分の部屋に行き、

ボストンバッグに

荷物を詰め込んで、

ダッシュで家を出ていった。
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