ただひとつ。Side Story


∴°☆。∵*∴°☆。∵*∴°


「そういやお前さー…、楓とあの頃から仲良かったよな。手ェ出したりしなかったのか?付き合ってるって噂になってたし…。」



「…いや、お前じゃあるまいし。」



「ちょい待て。勝手に人のこと間違った解釈しないでくれる?」



「………。お前はいい意味でも悪い意味でもストレート過ぎんだろ?加藤に手ェ出さないわけない。」


「……そりゃあごもっともで。」


「…それに俺は、付き合ってもない奴に手なんか出さねーよ!」


「…ほ~……。どの口がそれを言うか?」



俺はまじまじと颯太の顔を見つめた。



「…おかしいな。じゃあひよりには?手出ししなかったの?」



痛い所を突かれたのだろう。


颯太はチラッと大地の様子を確認すると……



「…俺はお前と違って、そこんとこは上手くやってた。」



小声でとんでもないことを言ってのけた。






< 146 / 392 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop