涙ペットボトル


「あんさ、あかり。

さっきは、悪かった」


「へっ?あ…ううん

全然そんな」


二人でまっかになる。



「オレの勝手で、、まじごめん」



「こ…こちらこそごめんね」



「うん。。なんかわかんなくなって」



「ぅん。。。。。」




沈黙が続いた。




なんか、、だめだな。オレ。



ちさきのことまだあきらめてないくせに

あかりのこと好きになってそのあげく
あかりにキスしたし。



さいてーすぎるだろ。




でも、、正直あかりのことは、

ちさきの妊娠したころは、もう気になっていたのかも……………。





あのとき………………。



屋上で。


「優太くんは、男の子なんだから
ちゃんとたべなきゃいけないよっ!」




初めてだったんだ。


たったそんなことで


怒ってくれる人なんて。



だから惹かれた。



すげぇいいやつじゃんって。





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