涙ペットボトル



「じゃ、どーする?」

優太くんがあたしに聞いてくる。



「うーん。あ!たこ焼き食べたいな」


ハッ!!


子供すぎるっ!どーしよー。

たこ焼きってもうちょっとあるでしょ?



「たこ焼き?いーなー。いくぞ!」




ドキッ。

 
なんか、優太くんが笑うと、どーでもよくなっちゃうよ。



嬉しいな。





隣にキミがいるだけで幸せって思うよ。





その後あたしたちは、存分に文化祭を楽しんだ。




ゲームして、いっぱい食べて楽しかった。




「んー!楽しかったな!」



「そーだねー!」



後夜祭の前に喫茶店に入って、お茶です。






「あかり今日は、ありがとな」



「優太くんこそありがとう」



二人で笑いあう。




「あのー。。すいません」


その時、知らない女の子たちがきた。


「はい?」

優太くんが答える。

「優太くんとあなたは、付き合っているんですか?」



え…えぇぇぇぇ!!!!


もちろん、あなたは、あたしのこと。



「あー。。えーと…」


あたしが悩んでいると



「友達です」




え………………………………?





今……………何て?






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