Special Edition
大パニック状態の杏花を見て、
満足の様子の会長夫妻。
……まぁ、俺もなんだけど。
「杏花、とりあえず、ロウソクの火を消して?」
「あっ……うん」
俺らが見守る中、杏花は1つ1つ丁寧に
ケーキのロウソクの火を消した。
すると、店内がパッと明るくなり
「んッ?!」
視界に入った光景にさらに驚く杏花。
「杏花さん、どう?」
「えっ……あっ……その……」
「ウフフッ、驚かせ過ぎたかしら?」
瞳をギラギラさせて、杏花を眺める会長夫人。
「あっ、あの……これって……」
杏花が恐る恐る言葉を発すると、
「そう!!杏花さんの想像通りよ?!」
困惑の様子の杏花を余所に
満足の様子の会長夫人。
「杏花?」
「……うぅっ…」
杏花の大きな瞳からポロポロと真珠の雫が零れ出す。
そんな彼女の背中を優しく擦りながら
「俺からのプレゼント、気に入った?」
優しい笑みを向けると、