Special Edition


俺をじっと見据え、


「これ、ホントにホントだよね?夢じゃないよね?!」


“信じられない”といった様子で尋ねて来る。


「あぁ、本物だよ。夢じゃない」

「ッ……うぅっ……」


口元を押さえ、嗚咽交じりに涙する杏花。


歓喜の涙は止まる事を知らず、

桜色の頬に無数の雫が……。


「では、私らからもプレゼントを…」


―――――パンッパンッ!!


再び会長が軽く手を叩くと、

カウンター脇の通路奥から

10数人のスタッフが姿を現した。


「杏花さん」

「はい!!」


会長の呼ぶ声に条件反射で返事をする杏花。



「この店は要が杏花さんへプレゼントしたモノだが、この店のスタッフは我が社のトップクラスの人材を揃えさせて貰ったよ。オーナーは杏花さん。彼らは君の下で働く者達だ」

「えぇ~~~っ?!!!」


杏花は店内に響き渡る程の大声を上げ、

俺の予想通り、硬直した。



そして……―――……。


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