Special Edition
キッチンに行くと母さんの言葉通り、
色鮮やかなフルーツが沢山盛られたケーキが。
「凄ーい、美味しそう♪」
絢はケーキに夢中。
「紅茶でいいか?」
「えっ、あっ…私が淹れる」
「そうか?じゃあ、頼む」
俺は茶葉を渡して…
絢が紅茶を淹れてる間に、
ケーキ用の皿とフォークを用意した。
ティーポットとカップのセット。
皿とフォーク、それとケーキ。
俺らはそれらを持って俺の部屋へ。
「うわぁ~久しぶり、慧くんのお部屋」
「だな」
テスト勉強は毎日絢の家でしていた。
夜遅くまで教えた後に、
夜道を帰すのもどうかと思って。
絢は相変わらず落ち着かない様子で
いつもと変わらずラグの上。
フッ…苛めすぎたか?
俺はケーキを皿に取り分けると、
絢はカップへ紅茶を注いで。