Special Edition
絢は慌てふためいて…
「違うのか?」
「うんうんッ!!違う違う…」
絢は物凄い勢いで頷いている。
「じゃあ、願い事は何だ?」
「えっ?………」
俺の質問に硬直した絢。
俺、変なこと言ったか?
ただ、何かって訊いただけだぞ?
絢の顔を覗き込むと…
尋常じゃ無いほど目が泳いでいる。
…………怪しい。
俺はそんな絢を見て悪魔魂に火が付いた。
「3秒待ってやる、言え」
「えぇッ!?」
パニクる絢を無視してカウントを始めた。
「い――――――ち」
「ちょ、ちょっと……慧くん!!」
「に――――――い」
「えぇ~~~~ッ!?こ、困るよう……」
「さ―――――「あのっ……ね!?」
絢は空いている方の右手で俺のコートを掴んだ。