あなたへ贈るメッセージ
あれは10年前の事件だ__

あたしと竜也は、あたしの家の近くの山で遊んでいた。
急に怪しい雲が空一面に広がり、
大雨が降りやまなかった。

竜也は、あたしを守ろうとしていた。
あの頃は5、6歳だったから竜也自身もかなり怖かったんじゃないかなと思う

でも、竜也はあたしを守った。

そしてあたしが眠ってしまい、起きたときにはもう…

竜也はいなくなっていた__
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