あなたへ贈るメッセージ
一人で泣いていると、地域の人が運良くあたしを見つけてくれ、家に帰ってすでに泣きはらした目で両親に言った。

「竜也が…竜也が!」
それしか言えなかった。

あたしのママは竜也のママに電話した。竜也は帰ってきてますか?と。

竜也のママは言った。
「それが、帰ってきてなくて…
どうしたらいいのかも分からないの…」

そのあと竜也のママが警察に捜索願いが出されたが、竜也は行方不明のままになっていたのだった。

学校に行っても変な噂が流れていた。

_竜也は綾音に殺された_

_綾音は竜也を生き埋めした_

あたしは耐えきれなかった。
自分が、そんなことするはずないのに。
大好きな竜也を殺したりするわけ…
ないのに!


そしてあたしは、学校を転校した。
大好きだった親友とも別れ、毎晩泣いたのを覚えている。

なのに、その竜也がなぜここに?
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