【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【下】:近々加筆修正予定




私は声も出なかった。



まだ心のどこかで、信じていたの。あんなの嘘だよねって。どっきりだよねって。



ーーーー分かってたのにね。
嘘なんかじゃないって、分かってたのにね。



「どう……して…」



「じゃあ恋那、今、俺とキス出来るか?」



光弥と……キス?



できるよ。出来るに決まってるじゃん。だって好きなんだから。



「できるよ」




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