極上の愛文
灯り色の湖(あかりいろ)
あなたと灯り色の湖を作ったの

涙の雫(しずく)に濡れたのがうそみたい

あなたはわたしを心配してくれて


2人にしか降らない 特別な雫をたくさん浴びた

幸せに溺れて、震えてしまう


ここは きっと、探検家も知らない湖

雫が水溜りになって、湖になって、灯りをうつす

灯り色の湖


2人でつくり出した波紋の上に

愛の花びらが、散らされて浮かんでく


ちゃぷ ちゃぷ  音符の妖精が周りを飛んでる

唇に人差し指をあてて、指揮者になると

明るい灯りの中に聞こえるのは

2人だけの音


ねぇ、このままでいて

このままで

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