好きなキモチ。
やだな。
いろんな意味で寂しくなってきちゃった。
でも、頑張らなきゃ!
もう、私は弱くないんだ。
そして、次の朝。
お父さんは、学校や仕事先に休みの連絡を入れて、お医者さんに向かった。
数分すると『影山さーん』と呼ばれ、診察室に入った。
お医者さんの名前は、夏目ひなこ先生。
年齢は、分からないけど…見た目は若いから20~30歳の間だと思う。
「声が!?」
夏目先生に声のことを話すと、手を握られた。