これからは…
もう一度ミルクティを飲んでから少し身を乗り出してテーブルの上に置く

考え込むしるふを見つめる海斗の瞳は、さざ波のように静かで、

それがちょっと怖い

「えっと…ああ。海斗」

色気のないスエットだけれど、一応居住まいを直してから

「おかえりなさい」

「…ただいま」

「うん」

「……それだけ?」

沈黙ののち、海斗が呆れたような気がする

「あとは……、ああ!!昨日!!!電話ごめん!!」

莉彩と思う存分いい汗を流した後、取り出した携帯には、海斗からの着信が入っていた

でも、いい時間だったし今日になってからかけ直そうと思って放置しておいたのを忘れていた

「莉彩とさバッティングセンター行って。ホームランがいい感じに続くもんだから思わず夢中になっちゃって」

ごめん、ごめん

「それだけか、言うべきことは」

「ん、うん」

こっくりと頷くしるふにため息が漏れるのは、なぜだろう
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