これからは…
そんなことがあってから数日…
梅雨の中休みだろうか、ぐずついていた天気が落ち着き、少しだけ晴れ間が顔をのぞかせる
そんな日の昼さがり
ICUの担当患者の食後の回診を終え、搬送口から処置室に続く廊下でカルテをチェックしていた海斗は、遠慮がちにかけられた声に顔を上げた
視界に入ってきたのは、しるふ位の背の高さの少年(海斗から見れば)
「すいません、園田夏美はいますか」
へえ、意外とはっきりとしゃべるもんだ
と園田の話から勝手に作り上げた園田彼氏像をちょいちょいと変更する
「園田なら今処置に入ってるよ。上から見れるけど、行くか?」
「俺、医療的な知識は何もないんですけど」
見ても血生臭いだけだと言われればそれまでなのだが
「自分の女がどんな顔して仕事してるか見るのも悪くないだろう?」
そういって海斗はついてこい、というようにすたすたと医局に続く階段を上がっていく
その後をふと息をついた松田が物珍しそうに天井なんかを見上げながらついてきた
梅雨の中休みだろうか、ぐずついていた天気が落ち着き、少しだけ晴れ間が顔をのぞかせる
そんな日の昼さがり
ICUの担当患者の食後の回診を終え、搬送口から処置室に続く廊下でカルテをチェックしていた海斗は、遠慮がちにかけられた声に顔を上げた
視界に入ってきたのは、しるふ位の背の高さの少年(海斗から見れば)
「すいません、園田夏美はいますか」
へえ、意外とはっきりとしゃべるもんだ
と園田の話から勝手に作り上げた園田彼氏像をちょいちょいと変更する
「園田なら今処置に入ってるよ。上から見れるけど、行くか?」
「俺、医療的な知識は何もないんですけど」
見ても血生臭いだけだと言われればそれまでなのだが
「自分の女がどんな顔して仕事してるか見るのも悪くないだろう?」
そういって海斗はついてこい、というようにすたすたと医局に続く階段を上がっていく
その後をふと息をついた松田が物珍しそうに天井なんかを見上げながらついてきた