HELIOLITEー君と輝く音ー



「まぁ、効くか効かないかはその人がおまじないに半信半疑だとダメみたいだから…」



そこには、拓弥は望の話を聞いてたのか聞いてないのか。


すでに、ブツブツとアマリリス、アマリリスと呟いている奴がいた。


その姿は、地味に不気味。



「拓弥は単純だから、効くだろうね」


「ふふっ」



クスクスと笑うかなで。



思った以上にかなでは緊張していないみたいだ。


その姿を見て、少しホッとした。


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