HELIOLITEー君と輝く音ー
「かなでっ、同じクラスだよ!また、一年一緒だね!」
「は、はい!嬉しいですっ」
晴香ちゃんと手を取り合い喜ぶ。
本当によかった。
もし、一人だったらと思うと不安だったから。
「あ゙ー!」
「っ!?」
な、何ですか?急に。
突然、背後から叫び声が聞こえてきた事に飛び上がる。
「やっと、見つけた!俺の名前!」
「うるせー!」
ドカッと、何かを力強く叩くような音が聞こえてきた。