【長編】Little Kiss Magic 3~大人になるとき~
「随分物騒な話ですね。理由も知らされず協力しろと言われて頷くほど僕を馬鹿だと思っているんですか?」
「思っちゃいないさ。だが彼女を護りたいなら…絶対に協力するだろうよ」
フウッと大きく吐き出された煙が開け放たれた窓からネットリと流れていくのを見送る。
真夏の午後の太陽に焼かれた熱風が吹き込み、雑踏の音が耳障りに流れ込んできた。
エアコンの風に馴染んだ身体にムッと湿度が纏わりつき汗が滲む。
車のボディーを焼く灼熱の太陽が眩しくて目を細めた。
「あなたは…何を考えているんです?」
「聞いてから協力を拒んだら、俺に殺されるぞ」
「聞かずに協力しても覚悟は必要なんでしょう?」
「…ああ、春日を敵に回すことになるからな。バレたらジジイが俺達を殺すだろう」
「どちらも真っ平ですね」
紀之さんの眉がピクリと上がった。
「でも…どちらにしても覚悟がいるなら、話を聞きましょう」
「思っちゃいないさ。だが彼女を護りたいなら…絶対に協力するだろうよ」
フウッと大きく吐き出された煙が開け放たれた窓からネットリと流れていくのを見送る。
真夏の午後の太陽に焼かれた熱風が吹き込み、雑踏の音が耳障りに流れ込んできた。
エアコンの風に馴染んだ身体にムッと湿度が纏わりつき汗が滲む。
車のボディーを焼く灼熱の太陽が眩しくて目を細めた。
「あなたは…何を考えているんです?」
「聞いてから協力を拒んだら、俺に殺されるぞ」
「聞かずに協力しても覚悟は必要なんでしょう?」
「…ああ、春日を敵に回すことになるからな。バレたらジジイが俺達を殺すだろう」
「どちらも真っ平ですね」
紀之さんの眉がピクリと上がった。
「でも…どちらにしても覚悟がいるなら、話を聞きましょう」