アラサーの彼女が女子ゲーにハマる理由(わけ)
洒落になんないわよ~~
ここまでくるのにどんだけかかったと思ってんのよ~!

あー
腹立つ
腹立つ
腹立つぅ~

どこだ?
どこ選択ミスった?
マジでへこむよ…







「何、またやってんの?」

「あっ佐藤くん…」

「真子には俺がいるんだから、ゲームの彼は要らないだろ?」

「ま、真子?/////しょ、職場じゃダメだよ…名前で呼んじゃ…」

「いいだろ?休憩室、真子と俺だけじゃん」

と言って私の隣に座る佐藤くん…

「真子もいい加減、はじめって呼べよ。ほら、言ってみ」

と意地悪顔の佐藤くん

「や、やだよ…」

「へぇ~呼ばないとキスするよ、ここで」

と言いながら顔を近づけてくる

「まっ、待って、言う、言うから…は、は、はじめっ!!」

恥ずかしい~
この歳で名前でどうのこうのって
妙に照れるよ…

「フフッ…良くできました!じゃご褒美な?」

と言って佐藤くんが私にキスをした…

しかも
めちゃ
濃いヤツ…

< 88 / 164 >

この作品をシェア

pagetop