俺様♂何様 遥様♀〔3rd〕
今日は、瑠伊は仕事の日だから、起きたらもう瑠伊はいなかった。
が、………
朝食が机の上にあった。
喧嘩をしてもご飯を食べてくれる。
そういう所は、好き…。
ぎゃー、はずっ!!



ピーンポーン。
自分で自分が恥ずかしながら、私は玄関を向かった。


『はぁーい…………てっ!!ま、まおチャン!?』


そこには目を真っ赤にした麻緒チャンが立っていた。

私はすぐに家に入れた。
そして、ミルクティーを麻緒チャンの前に出した。



『ありがとう。』
麻緒チャンは、ゆっくりと笑った。


『あの、どうしたの?』


麻緒チャンは、下を向きながらゆっくりと話してくれた。

………………。



途中、涙ながらもしっかりと話してくれた。


麻緒チャンの話によると、麻緒チャンが、買い物に行っていると“宝石店”に女性と入って行く姿を見てしまい、帰りに2人をついて行ったら、2人で純の実家に帰って行ったらしい。



2人は同棲中らしいけど、勝手に出てきたらしい………。


『遥チャン。少しの間だけここに置いてくれない?』

『えっ!!いいよ。もちろん。』


『ありがとう。』


『代わりに、お料理教えて!!』



『いいよ。』
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