俺様♂何様 遥様♀〔3rd〕
瑠伊side
はぁー、勉強しよ。


俺は外見から入るから、だから今は黒縁眼鏡の俺。



『瑠〜伊!!どうしよう』
純が俺に抱きついてきた。
『なに?うざい!!』


泣きそうな顔の純。
てか、泣いてる?!

『だってぇ〜。麻緒がぁ〜。出て行ったぁ〜。』

ケホッ!!
俺は飲んでたコーヒーを喉に詰まらせた。
だって俺たちも今喧嘩中だし!!どうしよ……あいつが家出て行ってたら……






『瑠伊!!お願い!!今日、瑠伊の家行かせて?つか、少しの間泊めて!!』


『なんで?麻緒が出て行ったんだろ?』



『麻緒が可哀想じゃん。だって多分俺のせいなのに、麻緒が家ないなんて。』


お人好しめ。


『ふぅーん。てか、心当たりないの?』


『うん……。』


『じゃあ、遥に手出さないって誓ってから来い!!』

『うん。誓う。』
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