恋日和~記憶を越えて~
「ハルナ・・・あたし、壞れるかも」
「はぁ!?何言ってんの」
ハルナが苦笑いする。
「だって野球部みんな
あたしと湧が一緒に帰ること、
知ってるんだよ?」
ハルナだったら、想像できるはず。
「あー・・・発信元は、翔人かな?」
いやいや、そうゆうことじゃなくて。
「野球部の無駄な団結力でしょ」
そうです。
「うん。」
「まず・・・!!グズグズしてないで
さっさと自転車置き場行こう!!」
そう言って、あたしとハルナは
階段を下りる。