いつも隣の幼馴染み。-完-【あとがき重要】

普段は弱みをみせない煌ちゃんの、激レアな「怖い」を聞きながら、あたしはまだ震えていた。

「メグ大丈・・・」

「やっ…!」

男の人たちに、ではなくて、人を殴った"天"に。

いつも優しく触れてくれるその手が伸びてくるのを、払ってしまった。

そのまま、砂浜にしゃがみこむ。

そんなあたしに、芹くんと煌ちゃんは驚き、天は更にに表情をやわらげた。

「怖かった?ごめんな、大丈夫だから、メグ。」

もうあたしに触れようとせずに、視線をあわせにしゃがみこんでくれる。

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