いつも隣の幼馴染み。-完-【あとがき重要】
「…むぅー。」
駄々をこねる少女の頭を撫でながら、少年は小さく笑った。
「なら、帰りに買って行ってやるよ。それじゃダメか?」
今にも泣き出しそうに、目に涙を貯める少女の前にしゃがみこみ、少年は首を傾けた。
「ほんとに!?やったぁ!天大好き!」
少女にギュッと抱きつかれて、天と呼ばれた少年は顔が赤くなる。
「…決まり、な。」
それでも、平然をよそおうと必死になっているようだった。
ギュッ
「天、大好き!」
「…俺も。」
いつも隣にいる君は、最高の幼馴染み。
そして、大好きな人!
##END