いつも隣の幼馴染み。-完-【あとがき重要】

―当たり前のように天がお金を払ってくれたあと、お店を出てぶらぶら…

何の目的もなく進んでいる、そんなときだった。

「…海」

天が呟きながら、チラリとこっちに視線をズラす。

"海"?

行こうって、お誘いなのかな?

「…寒くない?」

誘われた前提で聞き返してみる。

すると満面の笑みで"大丈夫"と言い切り、そのままあたしの手を引いた。

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