魔物☆に恋して~透明な誓い~
「・・・だって、だから、お前の出番はないね」

オージがあたしの頭上のキューピッドをぎゅっと掴んで、引き剥がした。

「行ってみる?」

何だか、キューピッドのせいで、思考を乱されちゃったけど。

・・・問題、ないよね?

「・・・うん」

「じゃ、これ」

あたしは小瓶を受け取る。

「飲めば、いいんだ」

「あ、その前に」

と、小瓶をもう一つ、追加される。

「コレも飲んで」

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