さくら**アナザーストーリー**地味子3
心の底から
ぐったりしていると
私の前に
ドレスが・・・・
着ろってことですね
ドレスは一人では着れない
よって、係りの人も大変だ
「済みません。何度も・・・」
申し訳なく思い
頭を下げると
クスクス笑いながら、可愛らしい女性が
「みなさん、必死なんですよ
でも、大抵花嫁さんが一番疲れて、嫌になるのに
頑張りますね・・・」
そうなんだーやっぱりー
「今度一人で来て、こっそり選んじゃったほうが
早いかもよ!」
いたずら顔で、女性に言われて
多分今日は決まらないので
「じゃー10日後、予約入れといていいですか」
「はい、喜んでお待ちしています」
二人でニンマリ
予想通り、この日は決まらなかった