虹になる日がきたら


甘やかされすぎだ


マイコさんが言ってた通りだな


前に進まなきゃ誰も幸せになんかなれない。


ちゃんと自分と…人と向き合わなきゃ。


「ごめん…なさい」


「それは別れたいと言うごめんなさいか?」


「ちがっ…一君に甘やかされすぎて自分ばかりになってた。
ちゃんと前に進みたいから私の過去聞いてくれる?」


今からじゃ会社が有って無理だから


「夜でいい?」


「話したくなったらいつでもいいよ」


「夜話す!」


すぐ甘やかされる。









一寿side


ぷんぷんと怒る美玲を見て自然と笑える。


昨日から今朝まで行き場がないやるせなさとヤキモキと怒りが渦巻いていた。


「車回させる」


磯辺が直ぐに来てくれた。


「悪いな磯辺」


「いいえ」


美玲の過去か…晴斗さんや虹さんも知ってるんだよな?


あの、藤崎新の事調べとくか


「一君、私の過去聞いて婚約解消したいって少しでも思ったら解消してね」


美玲は何でこんなにも自身が無いんだろうか?


アイツが原因なのか?


仕事所じゃないんだが…佐原が居ない今、仕事を投げたら一生休日をくれない予感が…。


佐原の後任はそらか戸田(社長の第二秘書)がやるけど、社長専属だから大半は美玲だ。


「大丈夫か?」


「うん」


クマが出来てる…


後で晴斗さんに電話しよ


「鞍橋君、私の今日のスケジュールで空いてる時間有るか?」


企画書を片手にパソコンと睨めっこ


「お昼頃に1時間ありますが…佐原さんから体調管理を厳しくしてくれと先程メールが」


抜かりないな


「分かった。鞍橋君もその時間に昼食だな」


「畏まりました」


「身体大丈夫か?」


昨日の美玲はおかしかった。


「////昨日は申し訳ありませんでした」


「いや、美玲の違う一面が見れたから嬉しかった」


真っ赤な顔してた男の本能がヤバいんだな~


「昼食は出前をとろう。一緒に食べるぞ美玲」


「…畏まりました」


可愛く笑って自分の仕事に戻った。


まず、藤崎新だな…


「晴斗さん、久しぶりです」


「よっ、元気か?どうした?美玲と別れたか?」


「違うよ」


嫌な事言うな


電話なのに苦笑いの俺



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