おやすみ、先輩。また明日

わたしたちはまだ1年で、3年間このメンバーで同じ班で活動していくっていうのに。


本当にやっていけるんだろうか。




「……どうせ部活なんてって思ってるくせに」



ぼそりと、山中さんの口からもれた呟き。


わたしの耳はそれを敏感にキャッチした。

キャッチしてしまった。



「なに、それ。わたしそんな風に思ったことなんてないよ」


「へえ。本当に? 実際桜沢さん、いくら忙しいからって2週間も部活に出ないとか、考えられないんだけど」


「それは、申し訳ないと思ってるけど。あらかじめ神林先生や部長には許可もらってるし、須賀ちゃんと山中さんも事情知ってるよね」


「知ってるからって納得したわけじゃない」



そんなこと言われても。


山中さんが納得していないからって、契約を交わした星創出版とのお仕事の方をサボるわけにはいかない。

そんなこと山中さんだってわかるはずなのに、いまさらなんだって突っかかってくるんだろう。

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