おやすみ、先輩。また明日
「カイロ代わりにいいぞ。まだ熱いから」
「ありがとう! でもヤンキー先輩のは?」
「俺はこっちにもう1本ある」
反対のポケットを叩いて笑うヤンキー先輩。
よく見たら手の中の缶はカフェオレで。
ヤンキー先輩はカフェオレなんて飲まない。
コーヒーなら微糖かブラックだって知ってる。
だからこれはきっと、わたしの為に買ってくれたんだ。
どうしよう。
嬉しい。
どきどきする。
期待してしまう。
そして切なくなる。
なんどこの気持ちの移りを経験すればいいんだろうか。
この恋が終わるまで続くんだろうか。
それは、いつ?