おやすみ、先輩。また明日


「カイロ代わりにいいぞ。まだ熱いから」


「ありがとう! でもヤンキー先輩のは?」


「俺はこっちにもう1本ある」



反対のポケットを叩いて笑うヤンキー先輩。

よく見たら手の中の缶はカフェオレで。


ヤンキー先輩はカフェオレなんて飲まない。

コーヒーなら微糖かブラックだって知ってる。


だからこれはきっと、わたしの為に買ってくれたんだ。



どうしよう。


嬉しい。

どきどきする。


期待してしまう。

そして切なくなる。



なんどこの気持ちの移りを経験すればいいんだろうか。

この恋が終わるまで続くんだろうか。


それは、いつ?

< 283 / 356 >

この作品をシェア

pagetop