Trust no one.



「はあ、私だって信じたくはないけど…やっぱそうだよね?」


「いや、どうみてもそうでしょ?
現代にあんなのいねーっすもん」


そう言って指差す先には所謂ちょんまげってやつが。



「だよね。やっぱり。
…レイ、落ち着いて冷静に考えよう。


幕末に来てしまったことはもうしょうがない。
私達が考えなきゃならないのは、何故ここに来たかじゃない。



…これからどう生きていくかだよ。
帰れる保証はない。
こうなったら、この時代で生きていくしかないんだ。


今は、新撰組と長州の奴らがごちゃごちゃやっるとこだろう?
レイ、私の考えてることわかる?」


そう言って、不敵に笑った。







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