先生が私の名を呼ぶ時~ココロに差した光~


「・・・ん」


今何時・・?そう思い時計を見ると7時45分だった。昨日あのまま寝ちゃったんだ・・


ふと周りを見ると昨日片付けたからか部屋は綺麗だった。母はもういない。どっか行ったのだろう。


「ご飯・・」


冷蔵庫に向かうと中には大量のお酒と水しか入ってなかった。


「もういいや」


私は制服に身を包み外に出た。5月の空はすがすがしいほど晴れていて、私の心が醜く見える。


私は学校へと向かった。




―――――――――--------・・・・・




「円ぁーーーーー!!おはよーー!」


学校に着くとユキがまっさきに私のもとに来た。


「おはよ」


「もぉ~、円が来なかったから昨日つまんなかったよ~」


「はは・・ごめん」


私がきたほうがよほどつまらないと思うけど・・・


キーンコーン・・


「あ、じゃあまた後でね」


そういってユキは自分の席に戻った。続けて私も席に着いた。私の席は窓側で、寝るのにはもってこいの場所だ。


しばらくして世界史の先生がガラガラっと入ってきた。


「はーい、皆席に着けー」


皆がガタガタと席に着く。私はぼんやりと外を眺めていた。


「えー、しばらく休みの松林先生の代わりに新しい先生を連れてきましたー。」


そういうと先生は「入ってください」とドアに向かっていった。


ガラガラっと言う音とともに新しい先生が入ってくる。私は興味が無いのでまだ外を見ていた。だが・・・


「きゃあぁぁぁぁぁぁーーーーー!!!」


ビクッ!!


な・・なに?


ぱっと教卓の方を見るとそこには昨日の男がいた。





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