先生が私の名を呼ぶ時~ココロに差した光~


私は数学の準備室の前に来ていた。なんでも少しやることがあるから待っていてほしいらしい。

何で私なんだろう・・。ふとそんなことを考えていた。あの時、出会ってなければ、気づかなければ、こんなことにならなかったはず・・。まぁ、どうせ今日帰ったって合コン行かなきゃ行けないけど。


「あぁ、ごめん。」

待ったでしょ?と言って先生が歩いてきた。

「別に待ってません。」

「そっか。」

それから二人は歩き出した。何もしゃべらないからなんか変な空気だな・・。

「ここが実験室です。」

そういって歩き出すとふいに黒崎先生が話し始めた。

「なぁ」

「はい?」

「やっぱお前変わってるわ。」

「はぁ・・?」

なに言ってんの?急に・・。

「あの・・なんですか?」

「お前さ、男嫌いなの?」

何でそんなこと黒崎先生に言わなければならないのだろう・・。

「別にそんなんじゃないです。」

なんで?と聞くと先生は

「普通いまどきの女子は彼氏つくりたがるだろ。」

「はぁ・・。」

「だけどお前はなんつーか・・興味なし?」

まぁ・・、興味ないって言ったらないけど

「なんで?」

「・・なんでっていわれても・・。」

わかんないし・・。てかなんで先生がそんなこと聞くの?

そう思ってたら先生がいきなり

「やっぱお前おもしろいよな」

「はぁ!?」

何?なんなのコイツ?
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