俺たち陰陽師!!!!!
「なら…殺しに来るのじゃ」
息を荒くしながら赤い髪の男は言う。
時雨はその意味深な言葉に眉を潜めた。
すると。
バチンッ!!!
「っ…!!」
赤い髪の男に刺さっていた光に満ちた不思議な道具は、弾き返され空中を舞い、消えていった。
時雨もその反動で尻餅をつく。
「時雨っ」
楓は時雨に寄った。
だが時雨は赤い髪の男等を睨んだまま。
「…絶対に殺してやる!!」
時雨は背を向けて火の中に向かう四人に叫んだ。
すると四人は立ち止まった。
「罪もない人達を殺した挙げ句っ…町も火の海にした……!!!」
赤い髪の男は振り返る。
「終いには、楓に触れた……全部、全部全部全部全部っ!!」
「………しぐれ…」
「僕は許さないっ!!人の苦しみを嘲笑うお前たちをっ!!!」
赤い髪の男は一瞬驚いた顔をして、直ぐに無表情となった。
そしてポツリ、呟く。
「……夜月、刹那…」
「「!?」」
楓と時雨は聞いたことのない人の名前に眉を潜めた。
「夜月刹那じゃ。近い将来、そちらの頭となる者」
「……僕たちのかしら…?」
「……ジャスの判断が正しければの話、じゃがな」
そう言って赤い髪の男は笑った。